みなさんこんにちは。当ブログと相互リンクの関係にある明日へ架ける橋では、管理人殿であるおしょうさんが、反日日本人の糾弾を頻繁に行っています。今日ここで取り上げることは、そこまで反日とはいえないでしょうが、日本のアイデンティティを矮小化しかねないこととして、少しはその気があるのではないかとおもい、取り上げてみました。では、ご覧ください。
わたしの視点よりー本田博(東京都立科学技術大非常勤講師)氏の出稿です。
朝青龍騒動が迷走を続けている。日本相撲協会から出場停止や謹慎などの処分を受け、過度の精神的ダメージを受けたと朝青龍に対し、あくまで建前を押し通す高砂親方らの方針が行き詰まっているからだ。心の病気との診断が相次いで下されている以上、協会側は、最も信頼できる医師の意見を尊重すべきだ。
近年、モンゴルをはじめ米国、欧州、ロシアなどの外国出身力士の活躍が目立ち、日本の国技である相撲にも国際化の波が打ち寄せている。いまや幕内力士の4人に1人が外国人。朝青龍問題を契機に、思い切った角界の国際化を進めてはどうか。
外国人力士なくしては角界が成り立たないという現実を踏まえつつ、提言をしてみたい。
まずは、角界の閉鎖性の改善である。協会側は、関取には国籍は関係ないとしているが、外国人からすれば、想像もしなかった厳しいけいこに耐え、ちゃんこや古いしきたりなどなれ、日本語を徹底的に学ばなくてはいけない。本人たちから見れば角界へのどうか圧力は相当な負担だ。しかも、年寄襲名には日本国籍が必要という壁もある。
朝青龍はモンゴル人女性と結婚し、とくに夫人にとってはなれないしきたりの中で家族と横綱を守ってきた。人知れない苦労やプレッシャーがあるのは当然である。祖国で充分にリフレッシュして次の場所に備えようと考えるのは充分理解できる。
今後は、外国人力士とその家族の精神面での負担の軽減やケアに配慮する態勢が不可欠だろう。とくに配偶者が日本人でないときに、時には祖国で相撲の普及に当たることなどを認め、国際化の地慣らしを図る措置をとっても良いではないか。
朝青龍への対応だけでなく、引退した曙の格闘技への転向の仕方などを見ると、横綱までつとめた外国人力士の生かし方にぎこちなさも感じる。引退後の道も角界で国際的に幅のある選択肢を探るべきだ。協会が元外国人力士や国際感覚豊かな実務家およびカウンセラーを役員として積極的に受け入れれば、もう少し外国人力士の立場にたって考えることが出来るだろう。
そしてこの際、大相撲という事業の国際化に前向きに取り組んではどうか。海外に、地元の賛同と協力を得て相撲協会を創設することなどを視野に入れると、外国出身力士およびもと力士の活用が不可欠となり、より発展的なアイディアも出てくるだろう。彼らが国際的に貢献できるような環境を整えるべきだ。
わたしが以前、米国ペンシルベニア州の小学校に招かれ、相撲を教えたとき、男女ともすぐに我を忘れて相撲にこうじていた。後日、児童たちの感謝状まで届けられ、国際的な普及拡大の可能性が感じられた。
海外にも相撲協会が誕生し、予算などでも無理のない範囲で地元在住の力士をいれたモンゴル場所、米国場所、欧州場所、ロシア場所などの定期開催や、年に1回、世界場所を日本で開催することなどを視野に入れれば夢がさらに広がる。
海外で生まれ育った力士を角界の大使にする機会なども増えるのではないか。協会も「世界の相撲」としての将来構想を持てば、制度的にも戦略的にもグローバル性や融通性を持たせることが出来る、日本文化推進の一助にもなる。
白鵬の横綱昇進まで1人横綱として日本相撲界を引っ張ってきた稀有の功労者がうまく立ち直り、国内はもちろん、国際的にも相撲界に大きく貢献できるよう温かく見守るべきだ。協会には、英断と、迅速な対応を期待したい。(引用ここまで。8月23日分)
(# ゚Д゚) ンガー!!! しっかしまあ、日本で国際化と叫ぶ連中ってのはどうして、こう馬鹿が多いんですかねぇ。国際化というよりはまずもって非日化を意図しているんじゃないかと思ってしまいますよ。
まあ、わたしは別段相撲ファンというわけじゃありませんが、この種の主張はどうも好きになれません。まあ、外国人力士に対して休養のための一時帰国という点は良しとしましょう。それ以下に対する解釈は何ですかねぇ。
>想像もしなかった厳しいけいこ・・・
まったく異質の文化に直面すれば、そんなことは良くあることですよ。野球やサッカーのように国際的にもポピュラーなスポーツならば、日本で実績を上げた有名選手が海外雄飛ということが新聞でも良く取り上げられています。これらの選手は、これから出向く外国の文化に慣れるだけですみ、しかも、国内で実績を上げたことから、その実績を買われて外国のほうから招かれることもありえましょう。その結果、優遇されるケースも出てくるでしょう。
それに対して、相撲の場合、国際的にポピュラーでない分、いかに外国人で成り立っている部分が少なくないにせよ、野球やサッカーの選手のように招くメリットはないわけで、初手から相撲をやろうという外国人が好き好んで日本にやってくるわけでしょう。わざわざ好んで初手から相撲をやろうという者が各種の厳しいことに直面するのは必然的なことです。それに耐えられなければ、日本人といえども力士とて大成しないでしょう。外国人だからといって格別な配慮をする必要があるとはいえません。
ましてや、相撲は日本の国技と位置づけられている以上、よしんば外国人だろうとも、日本の伝統文化を尊重するよう指導するのはなおのことであります。この点が徹底されないままに、外国人力士に対する配慮ばかりが実施されようものならば、ただただ外国人にとってのみ使い勝手の良い形に相撲が歪曲され、将来相撲が日本の国技であるという事実すらも否定されてしまいかねないでしょう。
いちいち外国におもねってまで国際化する必要はなし! (#゚ 皿゚ )凸
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