唐突ながら今回の分は中国残留孤児に関する記事です。朝にエントリーした分の不足を補うべく書きます。
既に述べた通り、こうし中国残留孤児ですが、帰国支援なる物は、少なからず矛盾した物であり、胡散臭い物を感じ取るべきであります。
昨年の国籍崩壊悪←本来は国籍法改悪のミス変換でしかないのですが、まさしく今の状況は国籍が崩壊してしまっていると言っても差し支えないのではないでしょうか。
さて、その国籍法改悪の元凶たるフィリピン人が私生児を産んだ事で、産んだ子供の血統を引き合いに出して日本に居つかんと欲した事は周知の事でしょう。
公平的な見地からすれば、こうした母親が苦労するのであれば、フィリピンにおいてつつがなく暮らせるようにすると言うのが支援を行う側としての筋と言うものなのですが、日本で発足した支援団体はなぜかしらんフィリピン政府に対しては何も要求せずに、万事日本に結び付ける形で支援を行おうとしているのです。
フィリピン人の母親によってのみ子供を育てるのに日本に定住する必然性はなく、却ってそれを強行するとなれば、子供が異質な環境に順応しなくてはならない苦労を必要とする訳で、そちらの方が却って人権侵害になるからです。
この事は、中国残留孤児に関しても当てはまる訳でして、はっきり言って、無理に日本定住を推し進める必要などないのですよ。
フィリピンの場合でも、移民の二世しかり、混血児しかり、安易に日本定住を推し進める事はフィリピン政府の立場からすれば、「そんなにわが国で暮らすのが嫌なのか」と憤慨してしかるべきだと思います。
話は戻って中国残留孤児に関しても、中国政府からすれば同様の思いが沸き起こっても不思議ではないと思います。にもかかわらず、彼らが残留孤児帰国に加担するとしたら、前回も指摘したとおり、厄介払いの意図でもあるのではないかと勘繰るべきではないでしょうか。
日本にあって、カルデロン一家のような不法滞在者の退去が人権侵害の如く扱われるのであれば、中国残留孤児に関しても、同様な事が指摘されるべきだと思います。しかも、残留孤児の場合は、別段、中国に居つく事自体は違法ではないのです。
従って、残留孤児にしてみれば日本に帰国できるということは、厄介払いによる追放でしかなく、住み慣れた国を追い出される人権侵害を指摘すべきではないでしょうか。
しかし、現実はこうした人たちは、中国の人道的配慮に感謝すると言う、一種のおめでたい反応をしているケースが大抵であります。彼ら自身がかくも、住み慣れた地を追放される事を恨みに思わないとしたら、それは、かの地での暮らしをすばらしい物と思っていなかった事を裏書する事に他なりません。
日本定住が可能になった人たちのこうした反応は既に指摘した通り、矛盾に満ちている物であります。嬉々として日本に居つく割には、中国に対する恨み言を口にしないのはどう見ても矛盾としか言いようがありません。北朝鮮からの脱北者なんかはかの国での過酷な生活を口にしました。
それに比べれば、残留孤児で日本に定住できた者から中国に対して批判的な発言がないとしたら、勘の良い人は既に気づいているでしょうが、残留孤児なる物がいんちきであるという事です。
中国の現状からすれば、こうした「人道的」配慮が第五列の送り込みに利用されているとしても驚くには当たらないでしょう。そうでなくても、安易に二世、三世ですらも日本定住される現状。また、日本人の女性が中国へ嫁にやってこないで、逆に日本人女性と結婚して日本に居つく国民が往々としているくせに、それを何とも思わない国は少なからず胡散臭く思ってしかるべきではないでしょうか。
中国は、「人道」にかこつけて、少なくとも、過剰になった自国民の人減らし政策を推し進めていると解釈すべきであります。
さて、そうなって来ると、日本国内にある人権団体なる物も、少なからず怪しい物であります。既にフィリピン関連の「新日系人ネットワーク」に関しても、昨年、破廉恥支援団体とみなした訳ですが、残留孤児支援団体に関しては、それ以上のおぞましい団体であるとみなすべきでしょう。
口では日中友好を主張する割には、かような行為に加担する事は、中国での生活は過酷な物と吹聴する事でしかないはずなのに、そうした矛盾を感じない訳ですからね。
ましてや、二世、三世だに公然と受け入れる事に躊躇しないとしたら、ことによったら、昨今「はやり」の人権ビジネスの類ではないでしょうか。朝に取り上げた自称残留孤児親族の姉妹の類を考慮するならば、将来にわたっても「仕事」に事欠かないで済ます事ができるからです。
そして、それは同時に第五列の潜入もお構いなしと言う売国行為に加担する事でもあるのです。
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