(以下産経新聞神奈川版引用)
黒岩知事が「神奈川独立国」構想 特区活用 検討会発足
2012.4.24 23:09
神奈川独立国を目指すプロジェクトチームの初会合であいさつする黒岩祐治知事(右から3人目)=24日、神奈川県庁
大阪都構想や特別自治市構想など地方自治の制度改革をめぐる議論が活発化する中、神奈川県の黒岩祐治知事は24日、特区制度を活用して労働、医療、産業分野の規制を大幅に緩和した「神奈川独立国」構想の実現に向け、庁内で県の在り方を検討するプロジェクトチーム(PT)を発足させた。今後、週1回開く会合で構想の具体的な中身や政令市が提唱する大都市制度への対応を協議し、秋口までに方向性をまとめる。
独立国構想は黒岩祐治知事が同日の定例会見で打ち出し、「自治政府ともいうべき神奈川独立国にしたい。常々、日本を再生する神奈川モデルをつくりたいと言ってきた。国ができないことをやるために、特区制度を全県的に活用する」と述べた。
黒岩知事は、国の指定を受けて具体的な計画作りが進められている「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」で、未承認薬を使ったり外国人の医師や看護師らが医療に従事したりする「開かれた医療」の実現を目指しており、独立国構想はこれを全県的に実施するイメージ。江戸幕府の貿易の窓口だった出島のようなもので、「一国二制度のような形になる」とも説明した。
PTの立ち上げは横浜市が県から独立した特別自治市構想の青写真を5月にも出すのを意識したもの。「大都市制度を標榜(ひょうぼう)する横浜、川崎、相模原が中にあっても共存しうる。闘うべき相手は国だ」と、政令市との関係に言及。対決姿勢こそ示さなかったものの、横浜市の独立を否定した。
PTは黒岩知事と副知事3人ら計7人で構成。牛山久仁彦明治大教授(地方自治論)や伊集守直横浜国立大教授(地方財政論)をアドバイザーに迎え、必要に応じて助言を受ける。初会合終了後、報道機関の取材に、「税の徴収権を持つことが重要だ。国が集めた税金を交付税で配分してもらうのではなく、金の流れが逆転する」と話した。
黒岩知事は横浜市の林文子市長が委員を務める国の地方制度調査会専門小委員会から、意見を聞きたいとして25日の会合に招かれており、独立国構想を披露するという。
(引用終わり)
これは自分の住む県ながら、なんとも思い上がりもはなはだしい事を考えるものだなぁと思います。バランスまで考慮するのならば、神奈川県ほど恵まれた環境にある県もないのではないでしょうか。東京都などはどうも両極端な所があって、今神奈川県に住む身の上としては、東京都でなくて良かったと言う気がします。まあ、そのように東京都に対して否定的な思いがあるのは、都内の中心部のあまりな稠密さに辟易しているからでして、中心から遠ざかってしまえば、それほど辟易するまでもないかも知れません。
都の中心のあまりな稠密さは、そこまで自動二輪で走って見ようなどと思いもよらないほどであります。せいぜい多摩川に近い方、それは取りも直さず神奈川県に近い方と言うことでもあります。その程度ならば、自動二輪でも走っても差し支えないのです。東名高速に入る手段として、環状8号線を走って用賀のインターチェンジから入ります。まあ、これは行きだけの事でして、帰りは県内の東名川崎か横浜町田で出ると言うのがご定番となっています。
一方、都内の反対側に属する奥多摩の方は、自分としても観光の場として重要視していますが、かなり遠いと言うイメージが存在します。自動二輪で行くには相当不便な所にありまして、この点では箱根や丹沢には到底かなわない環境にある事は否めません。箱根や丹沢ならば、自動二輪で行く事には抵抗感がなく、それほど遠くないと言う意識があります。それに比べれば奥多摩などは電車でしか行かなくなり、しかも、それですらも、小田急が通っている箱根や丹沢より不便と言う事は否めないでしょう。
とは言え、かような神奈川県が有しているメリットも所詮は、東京都に隣接していると言う、コバンザメのような環境によって多分に成り立っているに他ならないのです。よその多くの大都市は大阪や福岡、仙台にしてもそこを中心に成り立ってきたのではないでしょうか。それに比べたら、神奈川県の場合は、横浜市からして東京都に近いと言う環境から成り立ってきたのです。
千葉県や埼玉県の場合も東京都に近いと言う環境が有利に働いている事は否めない事実でしょうが、神奈川県に比べれば、そのメリットは少ないのです。先にあげた箱根や丹沢に比べたら、千葉県の安房、勝浦のような南部、埼玉県の秩父のような西部は便利さでは明確に劣っているのです。
長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^
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