デパートの衣類販売を支える中国人観光客ソウル市中区のロッテ百貨店本店の婦人服売り場を4日昼に訪れた。雨の平日だったため、客はそれほどいなかったが、買い物袋を両手に提げ、陳列された服を熱心に品定めする買い物客が目に付いた。大半が中国人客だ。
不況で消費心理が冷え込み、百貨店ではセールを打っても売り上げが伸び悩んでいるが、外国人観光客の売り上げは不況知らずで伸び続けている。ロッテ百貨店によると、本店の売上高に占める外国人客の売り上げは10%前後と推定される。
外国人客の購入が多いのは衣類だ。衣類は百貨店の売り上げの60%以上を占める主な収益源だが、最近は販売成績の悪化が目立ち、むしろ百貨店全体の売り上げ不振の主因となっている。
ロッテ百貨店は先月、婦人服、紳士服の売り上げが前年同期比でそれぞれ1.2%、0.6%減少した。現代百貨店でも婦人服、紳士服の売り上げがいずれも6%減少した。新世界百貨店では婦人服の売り上げが17%減り、生鮮食品で41%の販売増を記録したにもかかわらず、売り上げ全体では0.9%の落ち込みとなった。
一方、外国人観光客の衣類購入は伸び続けており、業界からは「衣類売り場は外国人観光客に支えられている」との声が聞かれる。新世界百貨店本店では、売上高ベースで外国人観光客が最も好むブランド(高級ブランドを除く)の10位までが衣類を占めた。現代百貨店新村店の婦人服販売店のマネジャーは「ブランドによっては、観光客による売り上げが30%を占めるケースもある」と話した。
百貨店の衣類は、お得意さまの中国人観光客の間で特に人気が高い。新世界百貨店の関係者は「O'2nd(オーズセカンド)」や「オブジェ」などは、中国の百貨店や高級ショッピングモールにも出店しており、中国人には親しみがある。韓国の百貨店で購入すると、価格が半額程度で、しかも新製品が手に入ることから人気だ」と述べた。また「SOLID HOMME(ソリッド・オンム)」のような高級紳士服ブランドは、欧州の高級ブランドとは異なり、東洋人の体型に合うようデザインされており、中国人客の間で人気だ。
販売不振に苦しむ百貨店の衣類売り場は、外国人観光客の誘致に熱心だ。ロッテ百貨店本店のホ・ジョンウク女性チーム長は「少し前までは、中国人観光客が服を選ぶ際、マネキンが着ている服を全部購入するというケースが多かったが、今では自分の好みで購入する人が増えており、販売員が中国人客の希望を尋ね、要望に応えられるよう教育を行っている」と説明した。
外国人客を誘致するため、韓流マーケティングなどさまざまな宣伝方式を活用している。現代百貨店狎鴎亭本店は先月、韓流スターの公演目当てで韓国を訪れた海外観光客を招き、韓服(民族衣装)着用体験、伝統マナー教室など文化体験イベントを行った。また、外国人が多く訪れる明洞から遠いという地理的な弱点をカバーするため、韓流パッケージ観光を運営する旅行会社と提携し、客を誘致する案を検討している。
不況にもかかわらず、今年1-7月に外国人による売り上げが60%増えたギャラリア百貨店名品館は、ホテルのように1対1で接客する「コンシェルジュ制度」を運営している。先月からはドル、円、ユーロなど5通貨で決済が可能なサービスも導入した。
呉允熙(オ・ユンヒ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
まあなんですな。韓国にとっては結構な事じゃないですか。昨今の対日関係の悪化によって、両国がそろって相手国をボイコットするようになってしまっては、互いに販路はそれ以外の国に求めると言う、両国にとっては本来そうあってしかるべき状況に入っているのです。
わが国にとっては、韓国は多数ある国の1つでしかないのですが、なぜかしらん韓国では、最も嫌いな国であるはずの日本にその種の事を依存しているがために、それを考えれば、中国人からの需要が増えている事は好ましい事です。
韓国からすれば、中国もまた陰では侮蔑の対象としているようですが、いにしえから事大の対象としている国でして、いにしえから中国と一緒になって小っちゃい国として侮蔑の対象としてきた我が国に比べれば、友好を推し進めるにはやりやすいのではないでしょうか。
まあ、中国からすれば、日本以上に嫌悪の対象としている国でして、すんなりいかない部分もあると思いますが、大々的に反日に徹している国同士、我が国をのけ者にするためにも、ぜひともよしみを緊密にしてほしい物です。
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