通勤時間は人生の幸福度に大きな影響を与えるとの調査結果 / 在宅ワーカーは幸福度が高いこれを読んでいる皆さんの通勤時間はどれぐらいだろうか? 日本人の往復通勤時間が1時間以上なのは普通だと思うが、週単位で考えると5時間にもなる。そう考えると何だかもったいない気分になるが、通勤時間と人生の満足度の関連性を調べた最新調査で、興味深い結果が明らかとなったので紹介したい。
・在宅ワーカーの方が幸福度が高い
イギリスの国家統計局が6万人を対象に、通勤時間と人生の幸福度について大々的なアンケート調査を行った。回答者のうち実際に通勤している人は9割で、残りは在宅ワーカーである。その結果、通勤者は在宅ワーカーに比べて人生の満足度が低く、毎日の通勤に価値を見出していないことが明らかとなったのである。
回答者に人生の満足度について、0~10点で評価してもらったところ、在宅ワーカーは通勤者よりも0.14ポイント高く、幸福度は0.19ポイント高かった。そして通勤時間が長くなるごとに幸福度は減り、不満感は増しているとの結果が出ている。なかでも通勤時間に60~90分費やす人は、最もその度合いがひどかった。
しかし意外にも、通勤時間が3時間以上になると結果は逆となり、そういった人々は通勤時間を有効に使っているからでは? と推測されている。
・人生の幸福度は通勤手段によって異なる
通勤手段にも色々あるが、それぞれの幸福度の結果は以下の通りである。
【バス通勤】人生の満足度が最も低く、通勤時間を無駄に感じている人が多い。
【電車通勤】不満感を抱えている人が最も多い。
【自転車通勤】片道の通勤時間が16~30分になると、他の通勤手段で通勤時間が15分以下の人よりも、幸福度が低く不安感は増加傾向にある。
【徒歩通勤】徒歩も自転車と結果は同様で、さらに人生の満足度も低い。
・通勤時間と幸福度は密接に関係
今回の調査結果で、通勤時間が人生の幸福度や満足度に与える影響は明らかである。通勤時間が長ければ、いくら高収入でマイホームを持っていてもその埋め合わせにはならず、エクササイズできる徒歩や自転車でも、通勤手段となるとストレス発散にはならないそうだ。
このほか以前の調査では、長時間通勤する人は運動をあまりせず食生活も不健康で、不眠症や関節痛を患う人が多いことも判明している。
通勤時間が長いと大変だが、ひと昔前に比べるとスマホやタブレットの登場で、暇つぶしの方法も多様になっている。通勤時間を少しでも楽しめるように、個人で工夫していく必要があるのではないだろうか。
通勤と言う概念は、雇われ人にとっては大きな課題であります。単純に言っても、それに要する時間は、およそメインの仕事に関しては生産性を持たない余計な負担でしかありません。それがいかに長かろうとも、だからと言って勤務時間を減らしてくれるわけではありません。
にもかかわらず、往々にしてそうした通勤時間に配慮しない人事と言う物が我が国においてはまかり通っております。今月の大雪の事例を見れば、それは単に時間がかかると言うのみにとどまらず、むやみにそれを度外視する事は通勤自体ができなくなると言う事にもつながってきます。
さて、本文中では4通りの通勤に関する解釈が提示されていますが、自分なりにその辺の所を書いてみましょう。
まずバス通勤は、電車に比べて交通事情の変動を受けやすく、定刻通りに目的地にたどり着けるかと言う信頼性で劣ると言う事。さらには、電車に比べれば右折左折と言うような大きな進路変更がありますから、要するに振動が大きく、よしんば座る事が出来ても、読書やスマホの閲覧には電車に比べて大きく不利な環境にあると言えましょう。
それに比べて電車の場合は、満員電車と言う状態にさえならなければ、バスに比べればかなりましな状態になると思いますが、一旦運航停止の状態になるとバスの時よりも不利な状態になる傾向が多く、長距離通勤の度合いが大きいほど、その種の不利益が加速度的に大きくなる通勤手段だと言えましょう。
自転車通勤は公共の乗り物に比べてダイヤに影響されない代わりに、全天候型の交通手段とは言えず、雨の時などは私生活での使用ならばためらわれる物である以上、よほど近距離の通勤でなければ、やはり負担の大きな手段とならざるを得ないでしょう。
最後に、本文ではよしんばマイホームを持っていても、遠距離通勤では幸福度が低くなると言う事が指摘されていますが、確かに相対的に自宅に居られる可能性が低くなる以上、事実上持っている意味が薄れてしまうからです。それを思えば、なるほど幸福度が低くなるのも納得が行くと言う物です。
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