「夫との会話がゼロ。離婚を望んでも了承してもらえない」結婚14年の女性が少しでもラクになりますように|美しい暮らしコロナ禍で自粛が求められるようになり、不要不急の他人との接触を極力、避けなければならないという状況になって、かつて経験したことのないストレスに晒されている方も少なくないのではないかと思います。
ヒトは、長い歴史の中で、群れという単位で、生きて来た動物です。
他の個体との接触を避けなければならない、というのは、互いに助け合い、支え合うことによって、生き延びて来たヒトという種にとって、未曾有の体験であるといっていいでのはないでしょうか。
コミュニケーションの阻害は、人の精神や心に大きな影響を及ぼす、ということを今回、身を以て味わったという方も多いでしょう。
それでは、今回のご相談です。* * *
結婚生活14年。配偶者が「人の気持ちがわからない。空気が読めない」いわゆるアスペルガー症候群かと思われます。私はもしかしたら「敏感さん」と言われるタイプかもしれず、日々お互いのコミニケーション(会話)がゼロです。どうしても「出来ない」「続かない」のです。
配偶者は日常生活で苦手な分野はありますが仕事は真面目にしていますし、私がする事にも一切文句も口も出さないので、なんとか今までやってますが、私の心が限界に近く、いわゆる「カサンドラ症候群」になり、「人としての"普通"のコミニケーション」を望むあまりストレスがかかり、「鬱」になってしまいました。子供もいますしこの先どうしたらいいのかわかりません。
配偶者とも「コミニケーションや会話」については話し合いましたが、やはり出来ないようです。私は離婚を望むのですが変化が苦手な配偶者さんは了承してくれません。この先どうすれば、どう考えたらいいのかもう何もかもわかりません。正直、悩みながらの毎日、誰に相談出来ない孤独な毎日、生きているのが辛いと感じてしまいます。
(事務仕事 42歳)* * *
大変に難しいご相談です。
なぜ難しいかというと、ご相談者のあなたが、考えられ得るすべてのことについて、もう既に考え、試し、日々、努力と辛抱を続けていると思われるからです。
あなたが望んでいるように、離婚なさるのがよいのではないか、とぼくも思いますが、おそらく状況がそれを許さないのでしょう。お子さんもあり、生活費など金銭的なこともあるでしょうし、弁護士を立てて戦うというようなことでもないのでしょう。
無視される、ということほど、つらいものはありません。
人間はコミュニケーションの動物です。
相手からの反応を受け取ることが出来ないというのは、耐え難い苦痛です。
人間は、相手からポジティブな反応を得ることが出来ない時、ネガティブな反応すら欲求する、と聞いたことがあります。
相手からの愛情や慈しみを受け取ることが出来ない際、人は逆に、罵倒や暴力や虐待を求めるような挑発行動に出ることがある、と。そういったネガティブな反応であっても、相手から無視されるよりはましだと人は感じるものなのだそうです。
無反応の配偶者の方を前に、気が狂いそうになり、叫び出したくなる感じが想像され、ぼくまで息苦しくなりました。
つらいなあ。
で、終わってしまうのは申し訳なく、いろいろと考えました。
とはいえ、おそらく既に専門家への相談や受診なども試みていらっしゃるでしょうし、素人がない知恵を絞っても、力にはなれそうにありません。
自分ならどうするか、を考えました。
既に試していらっしゃる可能性はありますし、あなたのご家庭のケースに適用できるものかどうかもわかりませんが、とりあえず思いつくままに書いてみます。
ぼくなら、配偶者の方との間に、何かルールを決めることにすると思います。
例えば、食事は決まった時間に作り、決まった場所に置いておく。配偶者の方に、それを好きなタイミングで勝手に食べてもらい、可能なのであれば、洗い物までしてもらう。洗い物までは無理であれば、食べ終わったものは、決まった場所に置いておいてもらう。
掃除や洗濯や入浴や、家庭の中のすべてのことに、そういったルールを作り、ルールだけに則り、お互いにコミュニケーションは取らない。
あなたの都合ではなく、配偶者の方の都合でもなく、2人で合意したルールを基にして、共同生活を送る。
伝えたいことがある場合は、ホワイトボードやLINEなどを介し、直接、会話をしない。
お互いにルールだけは守り、後は各々、自由に生活する。
あなたも決まったルールさえ守れば、何をしてもいい。お友達と夜遊びをしようが、朝から酒を飲もうが、一日ゲームをして過ごそうが、誰かと浮気をしようが、ルールで決めたこと以外は、一切干渉をしない。
ルールが守れないようであれば、ルールを改正して、守れるようなルールにする。
情愛ではなく、ルールで家庭生活をマネージメントする。
というようなことかなあ、思いつくのは。
今、あなたの人生のメイン・ステージは家庭である、というような感じがするのです。
しかし、そのメイン・ステージは苦しみの場でしかない。
それなら、そこをサブ・ステージにして、メイン・ステージを他に移せばいい、というようなことを考えました。
家庭以外のあなたの世界を作る。
現在、コロナ禍の外出自粛令の中では難しいことではありますが、家庭の外に、あなたの寛げる世界を作り、家庭はまるで寮のように淡々と運営する。
でも、まあ、そうしたら、お子さんはどうなるんだ?、という話もありますねえ……。
お子さんはサブ・ステージに残されてしまうわけですから。
あなたはおそらく、とても濃やかで気のつく、有能な主婦であるとぼくは想像するのです。
いつも、家族が食べたいと思うものを察知し、最高のタイミングで食卓に並べ、皆が食べ終わった後には、迅速かつ丁寧に後片付けをこなす。
そんなイメージです。
あなたはそういったことを素晴らしくこなし、そして、そのことは、あなた自身の気持ちをすっきりとさせる。
しかし、配偶者の方から返って来るのは、無反応。
何が食べたい?、と聞いても無反応。
ご飯が出来たわよ、と言っても、食卓につかない。
イライラします。
そしたら、もう、配偶者の方には、毎食、ご自分でコンビニで何かを買って食べてもらう、というルールにしてしまう。
そういう発想の転換というか、ご自分自身を楽にさせる方法を考えてみてはどうかな、と思うのです。
完璧にきちんとこなそうという気持ちを捨てる、ということです。
配偶者の方にも、苦悩や葛藤のようなものはきっとあるのかもしれませんし、殊更に苦しめたり、辛く当たる必要はない。
しかし、あなたはあなた自身の心と体の健康と均衡を守る必然性と権利がある。
ひどい例ですが、あなたは王子様と結婚したと思ったら、相手はカエルさんだった。
王子様には晩餐が必要ですが、カエルさんには給餌でいい。
そういう割り切りをどこかですると、楽になる部分がないだろうか、と思ったりするのです。
ああ…書きながら、自分の無力さを痛感します。
今回も、まったくお答えにならない文章になってしまいました。
ごめんなさい。* * *
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この記事を読んで思い付いた事は、国際離婚ですかな。この記事は「国内」での話ですから、結婚が維持されようとも、離婚に至ろうとも、お互い国内にとどまれるからこそ、そう言う意味では離婚を考える意味と言う物があるのですが、一方、国際離婚の場合は、一方にとっては、在留資格のために便宜上結婚しているのに過ぎないと言うケースもあるのでして、在留資格にかかわる状態での離婚なんかはとんでもないと考える物でして、そう言う人間にとっては、この記事にあるような話は、むしろ理想的な「結婚生活」なのではないでしょうか。
そう言う外国人にとっては、真面目な結婚生活なんて必要なく、つつがなく日本滞在さえできれば良く、そんな不届きな状態でありながら、配偶者たる日本人から離婚を持ち出されないでいるのであれば、実にありがたい事ではないでしょうか。
もっとも、このような記述をするのは、在留資格一筋の外国人の主観に基づいての物でして、そのような不届きなやからがいるから、とっととそうした結婚は破綻してしまうべきだし、そもそも、はなからそのような結婚はあってはならないのですよ。
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