「役職・身分の掛け持ちと転籍」第158回目です。
「長いナイフの夜」事件によって突撃隊は、その存在自体は維持された物の、その存在価値に関しては著しく失われてしまって、既にヒトラーにしてみれば自ら突撃隊を自在に統率する事が出来なくなってしまっている状態の下ではその肩書に対して未練はなくなってはいた物の、ヒトラーが有していた突撃隊最高指導者の肩書は完全に名誉職もいい状態になってしまいました。
それと同様に親衛隊においてもヒトラーはどちらかと言うと名誉職的に親衛隊最高指導者と言う肩書を有していました。親衛隊の方はこれから拡大して行く組織でして、ヒトラーとしてもその存在に対してはより大きな期待はしていた物の、一方でその役割はかなり複雑化してしまっていて、必然的にヒトラー自身が直接統率するには手に余る状態でして、たいていの管理業務に関しては親衛隊帝国指導者たるヒムラー任せとなっていましたが、いくさなどの有事においては特務部隊、そしてその後継たる武装SS部隊に関しては、少なくともその最有力の部隊に関しては、ヒトラーが直々のその部隊を指名して、作戦の主攻勢部隊として、あるいは危機に瀕した戦線を回復するための切り札として使用すると言った事では、決して最高指導者と言う肩書もあながち名誉職とは言えませんでした。
長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^
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