「過剰な節約」で時間という貴重な資産を失ってはいけないいわゆる「年金2000万円問題」をきっかけに、日本人の間でもお金に対する関心が高まりました。更に、コロナ禍で在宅勤務が広がり、時間の余裕ができたせいか資産運用を始める人も増えています。
お金を増やす方法は「仕事で稼ぐ」「資産運用して増やす」「節約する」の3つしかありません。
仕事のスキルを高めて年収を上げたり、真っ当な資産運用を続けて資産を構築していくのは良いと思います。しかし、将来のお金の不安から節約する場合は、始める前に良く考えるべきだと思います。
必要の無いものを買ったり、レストランで食べきれない量の注文をするといったことは明らかに無駄であり、止めるべきです。しかし、やみくもにお金を使うことを避けて、手元に残るお金を増やそうとするのは賢明とは言えません。
例えば、自己投資の一環としてセミナーに参加したり、専門の学校に通ったりするのは、将来の収入アップになるかもしれません。金銭的なリターンには直接つながらないとしても、豊かな人間関係を構築できたり、自分の精神的な豊かさを高めるのに役立つ可能性もあるのです。
あるいは、外食に行くこともコストがかかり無駄なように見えます。しかし、そこでビジネスのきっかけを得ることになったり、構築された人間関係が将来かけがえのないものになる可能性もあります。直接会って、同じ時間を共有することによって、コストがかかったとしても、ネットでのやり取りでは得られない価値があるのです。
若い時に過剰な節約をして、資産を手元に残し、それを増やすことができれば、将来のお金の不安は消えるかもしれません。しかし、20代や30代でしかできない経験を得るチャンスを逃してしまいます。
無駄な支出を減らす節約は大切なことです。ただし、時間という取り返すことができない貴重な資産を失ってしまう過剰な節約は避けるべきです。
若いうちに経験しておくべきだったという後悔は、年齢を重ねてから気が付きます。しかし、その時にはもう手遅れなのです。
この記事における時間と言う概念はマクロ的な視野での物ですね。
マクロ的な物にせよ、ミクロ的な物にせよ、時間に関しても、時は金なりと言う風にお金と競合するほどのコスト的な要素は無視できません。
思えば多くの場面で、多くの人はお金と時間との競合を意識して来たのではないでしょうか。昨今はやりの Uber Eats に関しても、自ら出向くと言う時間的なコストを惜しんだ結果ではないでしょうか。まあ、中には単なるぐうたらでしかない場合もあるでしょうけどね。
食事の場合に関して言っても、時惜しみをしないのならば、自炊に時間をかける、あるいは外食のために出かけると言う事なのでしょう。
大抵の人間の場合は、節約と言う事を心がけるにせよ、それにもおのずと限度があると言う物でして、時間的な制約がある以上、もっぱら節約に徹する事も出来ず、妥協して多少の出費を惜しめないと言う事も少なくない所でしょう。
かように長々書き連ねようと思い立ったのも、この記事で「いきなり黄金伝説」を思い出したからです。その中での「節約バトル」では、ひと月1万円で生活すべしと言う挑戦でして、その中では往々にして時間的な浪費度外視な行動が目立つ物ですが、売れない芸人に関しては、リアルティがある行動なのかも知れません。
もっとも、本当に売れない芸人ならば、こうした企画に出してももらえなかったでしょうが。
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