「役職・身分の掛け持ちと転籍」第188回目です。
1938年、フランスでは、モーリス・ガムランが、陸軍総司令官と、平時にあっては国防副大臣、戦時にあっては全軍総司令官としての役目を有する軍事評議会副議長に就任しました。
果たして第二次世界大戦が始まると、前大戦同様、フランスが主な戦場となり、かつフランス軍が最大兵力を有していると言う事もあって、フランス軍総司令官たるガムランが連合軍総司令官にもなりました。
しかし連合軍の戦局は理にあらずと言う事で、ガムランは罷免されて、その地位はかつてガムランの前任として陸軍総司令官にあったマキシム・ウェイガンにとって代えられる事となりまして、その状態で休戦に至りました。
ウェイガンは後のヴィシー政府の下で国防大臣、次いでアルジェリア総督兼北アフリカ軍司令官を務めましたが、決してヴィシー政府に対して忠実だったとは言えず、連合軍のアルジェリア進駐より1年前には早くもその地位を失い、オーストリアのイッタ―城へ抑留される事となりました。
長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^
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