「ドイツ元帥物語」第76回目です。
1918年3月、東部戦線では、ロシア革命によって成立したソ連政府との講和がかない、こちらでのいくさは手じまいとする事が出来、多くの兵力を西部戦線へ送る事ができるようになりました。ではこの時点では東部戦線に残っている元帥としては、東部軍司令官のバイエルン王子レオポルト、占領したルーマニアの総督マッケンゼン、アイヒホルン・キエフ軍集団司令官アイヒホルンの3人でした。
上級大将としては、ポーランド総督であったベゼラーと第8軍司令官キルヒバッハの2人でした。
一方の西部戦線では、いくつかの軍集団が新設されていて、うち元帥はループレヒト王太子軍集団司令官のバイエルン王太子ループレヒト、アルブレヒト公軍集団司令官のヴュルテンベルク公アルブレヒトの2人でした。上級大将は第3軍司令官のアイネム1人でした。
開戦時はほとんどの軍司令官が上級大将であって、その後も上級大将への昇進者はあった物の、所詮は高齢者だと言う事です。一般人で元帥並びに上級大将へ昇進した者で、終戦までに65歳に達しなかった者は、ヴュルテンベルク軍のマルヒタラーだけでした。彼は1854年生まれでした。4年にわたる長いいくさゆえに、ある種の新陳代謝が不可欠だったと言う側面もあったようで、その中でより「若い」司令官へ交代を余儀なくされたと言う事ですね。
長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^
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