「兄弟のレギュラー」第5回目です。
「一発貫太くん」では6男2女と言うべらぼうな子沢山の家庭が作品の中心となっていますが、そこまで行かずとも、兄弟をレギュラーと定めても、往々にして作品上での制約がかかって、そうした兄弟を平等に登場させる事ができない傾向が多いと見て良いようでして、それくらいだったら、レギュラーの登場人物はひとりっ子の方が多数派とせざるを得ないと思います。
「Drスランプ」を見ても、ピースケとあかね自身はアラレと同じクラスと言う事で、出番が多くなっているのに対して、彼らの兄、あるいは姉に関してはそれに比べて登場頻度で劣る傾向があったのです。
まあ、登場頻度と言う点では主人公優先と言う事は必然となるのでしょうが、兄弟をレギュラーとして用意する以上は、それに合わせた形で作品を進展させる必要がある物でして、「一発貫太くん」では、「プロゴルファー猿」ほどに徹底的に学校での場面を排除すると言う事はなかった物の、さりとて学校を作品の舞台として重視する気もなかったと言う事でした。そのような事をしてしまうと、兄弟の内の一部、大抵の場合は主人公だけしか登場できず、他の兄弟の存在の重要性が失われて行くからです。多数の兄弟をレギュラーとして定めた以上は、それに合わせて作品の進展があってしかるべきでして、それが家族で結成された野球チームでの活動だったのです。
長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^
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