「ドイツ元帥物語」第80回目です。
1941年の空軍では、アレクサンダー・レーアが5月3日に上級大将に昇進しました。
空軍の戦力としての代表的な組織として航空艦隊がありまして、レーア自身は戦前に編成された初期から第4航空艦隊司令官でありましたが、そうした組織としては陸軍よりも小規模とならざるを得ない空軍にあっては、ここまで来たら、滅多な事でより上の役職に就けないと言う状態にありまして、既に元帥に昇進していたケッセルリング、シュベルレにしても、この時点でもそれぞれ第2、第3航空艦隊司令官にとどまり続けています。まあ、ケッセルリングの場合は、第2航空艦隊司令官のまま、秋には南方軍総司令官として地中海へ移っています。
さて、レーア自身の場合は、空軍の中でより高い役職に就く事に限界が生じた事から、陸軍に新たな人事を依存しなくはならなくなり、翌年の7月2日には第12軍司令官に就任して、ユーゴスラヴィアにおけるパルチザン相手のいくさを指揮する事になりました。また、この第12軍司令部は、1943年1月1日にはE軍集団へと発展して行き、それによりレーアはE軍集団司令官となりました。戦後、その末路としてはユーゴスラヴィア側で彼は戦犯と指定されて処刑されました。
長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^
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