『兄弟国』ともいわれたロシアとウクライナ 違う道を歩み始めた「分岐点」を元ウクライナ在住専門家が語る元ウクライナ在住、二松学舎大学国際政治経済学部准教授の合六強が5月10日(火)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。プーチン大統領の戦勝記念日の演説からロシアとウクライナの違いを分析した。
合六准教授はまず、プーチン大統領が戦勝記念日の演説で噂された「戦争宣言」をしなかったことについて「アメリカやイギリスが情報を先に出したことで、行動を遅らせた戦略もあったのかもしれない」と分析。
また、ウクライナのゼレンスキー大統領が5月8日と9日、2回ビデオメッセージを出したことに触れ、「もともとウクライナは旧ソ連で、長らく5月9日は戦勝記念日だった。しかし2014年のクリミア併合以降、5月8日を追憶と和解の記念日として新たに設定。この5月8日はアメリカや欧州にとっての戦勝記念日。ウクライナはクリミア併合以降、過去の戦争に対し欧州的なアプローチをとっていて、その象徴として赤いポピーの花を胸に付ける。ポピーの花はイギリスなどでは第一次世界大戦のリメンバランス・デー(戦没者追悼の日)などで付けられる象徴的な花。また軍事パレードも5月ではなく8月に行う。よくロシアとウクライナは兄弟国と言われてきたが、クリミア併合以降は違う道を進んでいる」と解説した。
また2015年当時、ウクライナのキーウに滞在していた合六准教授は「なぜ旧ソ連なのに9日ではなく5月8日に祝うのか不思議だった。当時は国家主導で記憶の捉え方を修正するのかという批判もあった。しかし現在では単に過去の栄光にすがるのではなく、ドンバス(2014年のクリミア併合で武力衝突があった地域)で亡くなった人への追憶の日という気持ちが強くなっている」と自身の体験を交え語った。
欧米では「兄弟」は台頭であって、決して上下の差別は付けないはずでしょう。強いて言えば君主に即位する際の優先順位では年長者優先と言う例外はありましたけどね。
両国を「兄弟」とするのならば、ロシアは「北斗の拳」のジャギのようになってしまったのではないかと思うのですが。
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