「役職・身分の掛け持ちと転籍」第193回目です。
1943年以降、武装SSにおいて新たな師団の編成がラッシュ状態になって行った事からすれば、将校の不足で悩む事は、別段「ヒトラーユーゲント」師団に限った事ではなく、どこの師団も将校不足が目立って来たと言う事でした。新設する師団で勤務する将校は既存の師団からの抽出で賄わなくてはなりません。
そうした将校の獲得の手段として考えられる事として、勲功があった者を昇進させる事で、より上級の将校の獲得が可能となります。もっぱら年功序列で昇進と言う物が成り立っている我が軍に比べてドイツ軍ではこうした制度のおかげで、若くてもより高い階級に達する事ができた物です。
そうしたやり方が必ずしも、階級応分の能力のある将校を獲得する事につながっているかどうかという点ではともかく、こうしたやり方でもしなければ、将校不足には全く対処できないだろうと言うのが実情だったのですが、あくまでそれは各級の指揮官の獲得のための便法であって、参謀将校まではそれが万能とは言えず、こちらの方でも、ある程度は陸軍から譲ってもらう事で賄うしかなかったのでした。
長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^
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