走らない列車ホテルから動物王国を一望 南ア【AFP=時事】鉄橋に止まった列車の下を縫うように進むヒヒ。眼下の川では、カバがのし歩く。さらにヒョウが1頭、夕食にするアンテロープの匂いを嗅ぎ回っている。
【写真】クルーガー国立公園内の列車ホテル
南アフリカの最も有名な野生動物保護区、クルーガー国立公園(Kruger National Park)には、客を乗せているのに走らない豪華「列車」がある。客車を改装して造られたブティックホテル、「クルーガー・シャラティ(Kruger Shalati)」だ。黄金色の日の出から夜空に天の川が広がるまで、動物王国を見渡せる豪華な展望台となる。
橋に取り付けられたプラットホームには、小さな円形プールが設置されている。夕刻のそよ風を受けながら、何人かが軽食を楽しんでいる。
低いうなり声が響くと、鳥のさえずりがやんだ。ウエーターがすぐに「カバですよ」と言った。宿泊客は手すりから身を乗り出し、サビー川(Sabie River)の泥の中にカバの姿を探した。水面から丸い耳がぴょこんとのぞいている。
結婚30年を記念してヨハネスブルクからやって来たというカレン・レイン(Karen Lane)さん(56)は「かわいらしい」と夫のリッチ(Rich Lane)さんにささやいた。
「めったにできない体験です」と営業担当のシシ・ムダウ(Chichi Mudau)さん(36)。「この場所もサービスも完璧です。夢のようです」
客のグループは屋根のないサファリトラックに乗り込み、キリンやゾウ、シマウマの群れがいる生息地へと向かう。草を食べ、水浴びを楽しみ、時には争いを始める動物たちを間近に見ることができる。
夢のような風景に架けられたこの橋は、何十年も放置されていた。1920年代にはクルーガー国立公園に入る唯一のルートだった鉄道は、1979年に最後の機関車が走って以降、使われていなかった。だが、2016年にホテルが橋を落札し、高級ブティックホテルに改装。辺りを一望できる、走らない列車に生まれ変わった。
我が国では、どこかで列車が峡谷に架かる橋の上でしばらく停止して、峡谷の絶景を乗客に披露するなんて事が行われていますが、そう言う場所だから、鉄道に乗って行くと言う風にしかありえないのであって、仮にそんな所に常時停止している列車をホテルとすると言う企画をするのであれば、それはすなわち、そこまで歩いて行くと言う事になるでしょうから、滅多な人間は行きたがらないでしょう。
幸い写真では、そのようなやばい場所にある列車がホテルと言う訳ではなく、行きやすい所の様でして、そのような場所ならば、よしんば橋の上の列車だとしても納得の状態ですね。
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