「役職・身分の掛け持ちと転籍」第194回目です。
ドイツ空軍は有史以来最大の地上部隊を抱え込んでいた軍隊でしたが、それと言うのも、総司令官たるゲーリングの利権漁りの発想からか、不釣り合いに多くの兵士の割り当てを受けられた事にありました。その結果、中には余り者の集まりでしかないような単なる地上師団が編成されました。
それらの師団に関しては決して戦績では芳しからざる物がありまして、さすがにゲーリングの方でも匙を投げてしまって、それらの師団を陸軍に引き渡す事を余儀なくされてしまった物です。
また、大戦も末期になるに連れて、空軍も海軍も自身の軍種に見合った軍隊を組織する事がいよいよ困難になって来て、その結果、沢山の兵士を有していても、地上部隊としてしか運用する手段がなくなってしまうと、余剰兵士を陸軍や武装SSへ移籍させるようになって行きました。その時点では武装SSでは依然として新たな師団の編成が盛んではありましたが、定数を満たさない師団が目白押し状態てして、既存の師団の消耗を補うのも含めて、そうした新師団の中身をある程度充実させるのに、海軍や空軍から移って来た兵士がある程度貢献したのでした。
長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^
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