「ドイツの「親補職」」第3回目です。
師団に属さない独立部隊は、戦時には軍直轄部隊として存在する物ですが、それが常備で存在する場合、帝国陸軍では平時は、その独立部隊が駐屯する師管を担当する師団の指揮下に入って、兵力補充まで面倒を見てくれる事になっていたのですが、ドイツの軍の場合は、それは軍団に属する事で取って代わっています。軍団が存在してくれている事で、師団がそうした独立部隊を平時から抱え込む必要がなかったと言う事です。
さて、第二次世界大戦ではドイツ軍ではどこの師団も工兵大隊はひとつ有する事が当たり前となっていましたが、第一次世界大戦前の時点では工兵大隊は師団の編制に含まれておらず、それは軍団直轄部隊として、軍団ごとにひとつか2つを有している状態でした。第一次世界大戦開戦以降の戦時編制で、師団ごとにまちまちに、最低でも1個中隊の工兵が配属されていましたが、大戦の進展に伴い、工兵の重要性が拡大したようでして、大戦末期になって来ると全ての師団が1個の工兵大隊を有する事が当たり前となっていました。
長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^
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