「ドイツ元帥物語」第83回目です。
1942年3月1日、空軍においてハンス・イェショネクが上級大将に昇進しました。彼は1939年2月以来、空軍参謀総長の地位にありまして、すなわちそれは最も長く務めた人物と言う事になるのですが、この後、戦局悪化を気に病んで、翌年の8月18日に自殺してしまいました。
4月20日には親衛隊並びに警察において上級大将の階級が新設されました。これまでは大将が最高階級だったのです。まずは秩序警察長官であったクルト・ダリューゲが親衛隊並びに警察上級大将に昇進し、武装SSではヨーゼフ・ディートリヒが上級大将に昇進しました。
元々武装SSは規模が小さかった事から、率いる部隊に不釣り合いに高い階級を有している者がおりまして、その代表としてディートリヒが存在していたのですが、だからと言って、彼のために陸軍の方で階級応分の役職を提供するなんて事はありませんでした。これまで紹介した空軍軍人は、既に陸軍において将校としてのスキルを有していたのに対して、ディートリヒの場合はそうとは言えませんでした。それは武装SSにおいても同様でして、この後になって武装SSでも軍団が新設されたのでしたが、その軍団長としてディートリヒが任命される事はありませんでした。彼が階級応分の司令官職を得るのにはさらに2年の年月が必要となりました。
長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^
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