「ドイツ元帥物語」第85回目です。
ロンメルの元帥昇進はドイツ陸軍史上最年少と言う事でした。それは第一次世界大戦の感覚で言うのならば王族並みの物と言えましょう。実際、26年前に元帥に昇進したヴュルテンベルク公アルブレヒトは50歳で、バイエルン王太子ループレヒトは47歳でした。それに対して一般人の元帥昇進は65歳から70歳と言った高齢状態にありました。
第一次世界大戦の頃ではドイツの将軍の年齢水準が高いと言う事が反映された結果でして、第二次世界大戦の頃にはそうした年齢水準はかなり下がっており、2年前に元帥に昇進した中では最も年長だったのがルントシュテットの64歳で、最年少だったのはライヒェナウの55歳で、50代の方が多数派の状態にありました。これで言うと、ロンメルの場合は格別年少とは言い難く、少し記録更新に至ったに過ぎないと言う事です。
ナチス体制で「王族」と言うのに値するとしたら、ゲーリングがそれに当てはまる所でしょう。それとてもロンメルよりも1年2か月年少であったのに過ぎず、次官のミルヒの場合はロンメルよりも4か月年少に過ぎませんでした。
長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^
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