「ドイツ元帥物語」第87回目です。
1942年7月3日、1月以来第18軍司令官として就任していたエルンスト・リンデマンが上級大将に昇進し、第11軍がクリミアから北方軍集団に移って、4人の司令官ポストの内、元帥は2人、上級大将は2人となりました。
中央軍集団では、第4軍、第9軍、第2装甲軍、第3装甲軍が属していて、その内、元帥は1人、上級大将は3人でした。
南方軍集団は7月9日をもって廃止となり、A軍集団とB軍集団に分割され、A軍集団司令官にはバルカン半島から異動して来た元帥のヴィルヘルム・リスト、B軍集団司令官には第2軍司令官であったマクシミリアン・フォン・ヴァイクスが就任しました。
両軍集団には第2軍、第6軍、第17軍、第1装甲軍、第4装甲軍が属していて、うち元帥は1人、上級大将は5人でした。ちなみにヴァイクスの後任の第2軍司令官は1日に上級大将に昇進したてのルドルフ・ザルムートが第17軍司令官らの異動で就いていました。
東部戦線全体では、元帥は4人、上級大将は10人でして、この年の始めに比べれば若干回復状態にあるとは言えましょう。対ソ戦争開戦時に比べて上級大将以上の総数では14人で、元帥では1人の減少に対して、上級大将では1人の増加となっています。
長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^
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