40~50代ひきこもり…増加理由の1つは「ひきこもり生活の快適さ」!?市川美絵がパーソナリティをつとめるラジオ生放送番組「Seasoning~season your life with music~」。6月9日(木)の放送は、木曜レギュラーパートナーの若新雄純(慶應大学特任准教授などをつとめるプロデューサー)が登場。最近起きたニュースを独自の視点で解説する「若新雄純の『色メガネ』」のコーナーでは、「ひきこもりの実態調査」に関するニュースを取り上げました。
木曜レギュラーパートナーの若新雄純
◆40~50代が目立つひきこもり…若新が指摘する問題点とは?
東京都江戸川区が2021年度に実施した「ひきこもりの実態調査」によると、同区内にひきこもりの当事者が7,919人いることが判明。当事者の年齢層は、20歳未満~80歳以上までと幅広く、なかでも40~50代が目立つそうです。
このニュースに、若新は開口一番「(ひきこもりの数は)今後も増えていくと思う」と予見します。「増える理由はいくつかある」と述べたうえで、「一番見落としたらいけないと思うのは、ひきこもり生活が意外と快適であること」と主張します。
自身にも中年ひきこもりの知人が多く、家賃のかからない実家で子ども部屋からそのままのところに住んでいるケースが多いと言う若新。例えば、ひきこもりをしている部屋にはエアコンが完備されていて、寝るためのベッドもあり、テレビやパソコン、何より自分がコレクションしてきた好きなゲームやマンガなどが溢れていて、日々の生活を満たすもので囲まれている。「さらに親がいれば、ご飯も用意してくれる」と説明。ひきこもりをしているため所得は低く、将来性はもちろん不安定だが、「当分は快適な空間で暮らせる」と。
近年、日本の国際競争力が低下していると言われていますが、「日本が“世界で一番”なのは“日常生活”ではないか」と話す若新。日本は治安が良く、電気やガス、水道などのライフラインも整っていて、「山奥とかでなければ、大体の場所の近くにはコンビニがあって、(料理をしない人でも)一定の質のものが食べられる」と生活面における利便性について言及。
さらには、「国際競争力は下がってきているし、努力によって得られるものが減ってきていて、頑張り甲斐がなくなってきているけど、独身の場合の日常生活で手の届く範囲のレベルがものすごく上がっている。(日本は)人々の生活の(快適さの)レベルが上がり過ぎていて、家の外に出て頑張って得られるものや、家族を持つことへの希望などがどんどん薄れてしまったのかもしれない」と語ります。
続けて「ひきこもりをしている人たちの暮らしが、みんな貧しくて苦しくて“不快なもの”だと決めつけると、この問題は全然解決しないのではないか」と指摘し、ひきこもりの問題については「むしろ、この快適さからも出たい!と思えるような魅力的な社会をどう作れるかだと思う」と提言しました。
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<番組概要>
番組名:Seasoning~season your life with music~
放送日時:毎週月曜~木曜 13:30~15:55
放送エリア:TOKYO FMをのぞくJFN全国20局ネット
パーソナリティ:市川美絵、角田陽一郎(月曜)、副島淳(水曜)、若新雄純(木曜)
番組Webサイト:https://audee.jp/program/show/38286
引きこもりの理由として、居心地が良いから。意外とこれが真理なのでしょう。一般的な所では、苦難からの逃避と言う事が良く言われるのですが、居心地が良いと言う事の方がより合っているのでしょう。
実際いろんな所で、それは当たっているとしか言いようがありませんね。それは大抵の場合は、一般的に言う引きこもりと言うほどでもないでしょうが、拡大解釈すれば、大抵の場合は、大かれ少かれ引きこもりと言っても良いのではないでしょうか。
リモートワークもまた、れっきとした「ひきこもり」と言って良いでしょう。まあ、これに関しては、リモートワークを持ち出すまでもなく、これまでも存在したであろう、内職を含む在宅の仕事もその範疇ですね。もっとも、それらの場合は、給与の上で大した事がないとなれば、それだけのうまみがないと言う事で、大抵の人間にとって選択したくなる物とは言えませんが、最近ではリモートワークによって、出勤並みな給与が出るのであれば、そうしたハードルが下がって、「積極的」に「ひきこもり」な業務を欲する人が出て来るようになりましたね。
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