アニメ「ラブライブ!」にハマり、「大量の机」を盗んだ男…なぜ「自転車」で運んだのかという最大の疑問点あまりにも特徴的な「犯行動機」 6月3日、静岡地裁で、学校に忍び込んで盗みをおこなった28歳の男に対し、懲役2年執行猶予4年の判決が下った。
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盗まれた物の中には制服や部活のユニフォームなどもあり、それだけなら制服にフェチズムを刺激される人がよく犯す犯行である。しかし特徴的なのは机とイスを大量に盗んでいた点である。
検察官は犯行動機を「『ラブライブ! サンシャイン‼』にのめり込み、学生時代に思い描いた学園生活を再現しようとして、机を学校から盗むことを考えた」と指摘し、男もそれを否定せず、机などを購入せずにわざわざ盗んだ理由を問われると「学校生活や部活を連想できるイメージ力を高めるために、実際に使われている備品を盗むことにした」と発言している。
また「学生時代、青春時代の懐かしさを味わいたかった」「ホームシックというか」「幼いころに戻りたい」などとも発言している。
裁判での発言を聞くに、良好な人間関係を構築することができずに、アニメなどに逃げ込んだ感じの人なんだろうなと思っていた。
その上で僕が気になったのは男は大量の机をなんと「自転車」で自宅まで運んでいたという点である。
自転車で机を運ぶ姿は想像するだに怪しいし、実際その姿を地元住民に目撃されて通報されている。またアンプを運んでいたときには警官に職務質問をされている。もし男が車で運んでいたのであれば、職務質問を受けることも、通報されることも無かっただろう。
郊外で「車無し」で生きるということ ではなんで自転車で運んでいたかといえば、それは「車を持っていなかったから」であろうと推測できる。
都心であれば車を持っていない人も珍しくは無い。しかし舞台は静岡である。男は静岡市内の一軒家で1人暮らしをしていたという。
犯人宅から被害に遭った学校までは自転車で10分程度ということで、学校の近くをストリートビューで辿ってみた。人家も多くバスも走っており、コンビニなども適度にあって確かに自転車だけでも日常生活を営むには困らなそうな地域である。
だがやはり立ち並ぶ家々には車が置けるスペースがあるのが当たり前で、大半の住民にとっては自動車での移動が生活の基本になっている地域であろうことは明白である。そうした地域で男は車を持たずに生活をしていたのである。
実は僕も地方都市で車を持たずに生活をしていた経験がある。それは20代の後半から30代中頃までの確か8、9年ほど、実家に戻って生活していた頃の話である。僕の地元は静岡市ほどの人口では無いが、それでもコンビニなら自転車で2,3分。スーパーやホームセンターなども5分や10分程度の場所にあり、イオンにも15分くらいでたどり着けた。だから基本的な生活をするには困ることは無かった。
しかし基本的な生活ができることと、充実した生活ができることは別である。地方都市で車を持たないという事とはどういうことだろうか。それは地元での様々な事を「諦める」という事に等しい。車で移動することが当たり前の土地で、車を持たないという事は、他の人たちとまったく異なる行動範囲で暮らさざるを得ないのである。
僕は自動車免許は持っているので乗ろうと思えば乗れたし、当時はまだ親も現役だったのでお金を借りるなどして、それほど負担無く車を買うこともできただろう。でも僕は車を所有しなかった。理由は単純で「地元に生活基盤を置きたくなかったから」である。
僕にとっては地元は「仕方なく一時的にいる場所」であり、出て行くときに邪魔になる車は必要が無かった。それは人間関係も含めてであり、地元で友人などを作る気は一切無かった。だからこそ僕は自覚的に車を持たなかったのである。
そっちの方面に対する関心から、そう言う犯罪に走るにしても、制服や靴程度で済めば、それがけしからんと言う事は別としても、理解できなくない犯罪ではありますが、机ともなると、自転車で運ぼうと自動車で運ぼうと、相当面倒がありまして、どっちにしても非常識な発想ですな。その机が、気に入った異性によって使用されていたと言うのならば多少は理解できなくもないのですが。
次いでながら、「ラブライブ!」と言うのは沼津が作品の舞台なんですか。その割には、沼津でもない、伊豆箱根鉄道駿豆線でラッピング電車を登場させていたのですね。ある意味ずれた事をやっていると思うのですが、当の沼津で私鉄がない物だから、隣接市にある私鉄に頼んで登場させてもらったのでしょうか。地方都市ならではの悲しい側面ですな。もっとも、個人的には迷惑でして、先月天城へ行った時に駿豆線に乗ったのですが、危うく貧乏くじを引くところだった。
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