「ドイツ元帥物語」第90回目です。
海軍では、1942年8月31日にオットー・シュルツェが上級大将に昇進しました。と言っても、格別注目度が高い人物ではなく、こうした昇進人事も隠居直前の花道みたいな物でして、実際この直後に海軍から退役しました。
それに比べて注目度が高い人事異動が翌年の1月に行われました。それは、年末のバレンツ海で行われた援ソ輸送船団に対する攻撃の結果が芳しくない事で、ヒトラーがひどく怒って総司令官レーダーを非難した事に端を発します。それに関してヒトラーが求めたのは、大型艦を解体して、大砲や装甲を沿岸要塞構築に利用すると言った物でしたが、レーダーはそれに反対して辞任を申し出ました。
ヒトラーは慰留した物の、レーダーは翻意せず、果たしてレーダーは総司令官から、提督監察官と言う、一種の名誉職へ移り、後任の総司令官には、既に存在していた何人物いた上級大将からではなく、いまだ大将でしかない潜水艦隊司令官のデーニッツでした。併せて彼は1月30日に元帥に昇進しました。
長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^
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