親ロ派住民を戦場に狩り出し使い捨てにするロシア──遂に主力産業の鉱山労働者も徴用<「ロシアはわざわざ死傷者を数えたりしない。ほとんどが支配した領土の住民だからだ」と、ルハンスク州のセルヒイ・カイダイ知事が非難する。親ロ派だろうと、その扱いは変わらない>ウクライナ侵攻が続く中、ロシア軍は歩兵部隊の兵員を補充するために労働者を徴兵し始めた、と地元メディアが伝えている。
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ウクライナ東部ドンバス地域のルハンスク州で約430人の鉱山労働者がロシア軍の歩兵部隊に強制徴用されたと、同州のセルヒイ・カイダイ知事は21日にテレグラムの投稿で明かした。
「親ロシア派が自称する『ルハンスク人民共和国』 寄りのマスメディアは住民に、この事実を誇りに思うべきだと説いている」と、カイダイは書いた。「こうしたメディアの報道によれば、偉大な愛国戦争の時代と同じように、女性や年金生活者は前線に行った男性に代わって畑や工場や鉱山で働いている。女性たちは故郷に残り、極めて困難な仕事も見事に遂行している......」。そして、かつてドンバス地方を代表する石炭採掘企業で働いていた鉱夫430人も動員された。
ウクライナ国営報道機関ウクルインフォルムによると、労働者はかつてこの地域で有数の鉱山事業主であったドブジャンスカ町のドブジャンスカ・カピタルナ鉱山会社から徴用されたという。
ルハンスク地方は7月初めに完全にロシアの支配下に入り、「ルハンスク人民共和国」と呼ばれるようになった。そして8月に入るとロシア軍が民間人の徴兵を開始したと報じられた。カイダイは、徴兵の必要性が非常に大きくなったため、地域経済の要である鉱山労働者までが徴用されるようになったとも述べた。
多すぎるロシア軍死傷者
「ロシア側は死傷者をわざわざ数えたりしない。ほとんどが支配した領土の住民だからだ」と、カイダイは8月4日のテレグラムへの投稿で書いた。「ロシアは将来、彼らを必要とするわけではない」
「『ルハンスク人民共和国』に親ロ派住民がウクライナからの「独立」を宣言した8年前から、その住民はロシアの国家予算の負担になってきた。今、彼らはこの財政負担を取り返そうとしている。2014年から占領されている地域では、動員できる者は全員動員されている......いまや地域の経済にとってかけがえのない鉱夫たちまでもが連れ去られている」
ロシア軍は今回の戦争で膨大な数の死傷者を出している。米国防総省のコリン・カールは8月初め、ロシア軍の死傷者数は、開戦後6カ月弱で最大8万人に達していると推定した。アフガニスタンでの約20年間の戦争における米軍の死者数は2500人未満、負傷者数は2万1000人未満だったことからすると、ロシア軍の損失は桁外れだ。
ウクライナ侵攻が長引く中、ロシア軍の兵士の確保はどこであっても厳しい状態だ。キエフ・インディペンデント紙は8月14日、ウクライナ防衛省情報局の情報として、ウクライナのある地域では、ロシアの戦車大隊が180人の兵員を必要としていたのに、30人しか動員できなかった、とツイートで伝えた。
別にどうとも。第二次世界大戦の頃は、1943年から44年と言った、比較的半ばの時期はドイツ占領地域の奪回が主な目標となっていて、そうした奪回したての地域に住んでいる人間を徴用して、兵力の補充を行っていた物です。
それだけにドイツ軍もドニエプル川の西へ撤退する折には、徴兵の対象になるだろう一定の条件を有している人間を連れて行ったと言う事がありました。
そしてソ連軍の方でも、最前線での徴兵なだけに、じっくり訓練だなんて余裕があろうはずがなく、そうした新兵たちは未熟なまま、のっけから実戦に突入する物ですから、全般的にはソ連軍の進撃は続くのですが、その過程での死傷者の過大さもまた大きな規模で続くのでした。
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