当日より前日がうれしい④

「当日より前日がうれしい」第４回目です。
かつて少年チャンピオン連載されていた「月とすっぽん」の中での話で、作品一のがり勉の藤波正平が、その人別段日曜日でもないのにもかかわらず、学校へ行かずに家で勉強にいそしんでいました。
あまつさえその日はテストのある日でして、彼に言わせれば、他の連中は大好きなテストを受けているのだろうと、独りよがりな羨望発言をしていたのですが、と言うのも、彼はその日、階段を転落してしまい、その時にしたたか頭をこすってしまって、そのために十円禿を作ってしまって、とても恥ずかしい状態にあった事で、受けたいテストを断念してまで学校を欠席していたのでした。
まあ、自分のような平凡人にとっても、そうしたテストは歓迎できる余地があるのですが。と言うのも、中学校以降、中間テスト、期末テストとあるのですが、その時期は帰りが早くなるのです。とりわけ期末テストの場合は、テストが終わった後も、終業式の時までずっと帰りが早くなる状態にある傾向が多く、いまだ夏休みなどのパケイションに入っていないとは言え、気分は十分夏休みに入っている物と言っても良いでしょう。


長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^

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