作品中での無茶・理不尽⑨

「作品中での無茶・理不尽」第９回目です。
「究極超人あ～る」のOVA。その本題となるのは、真夏の伊豆・飯田線の中での旅行と言う事になりまして、作品中随所に無茶な場面が盛り込まれていまして、1日目においてすら、そうした無茶のおかげで早くもゲームオーバーになりかけた物でした。
そして作品中最大の無茶が2日目の夕方に訪れました。本来ならば、最終チェックポイントは伊那市の西園寺ツーリスト営業所でして、普通に飯田線に乗っていれば、何とか間に合うはずでしたが、なんの勘違いか、手前の駅で降りてしまった事で、普通に次の電車を待っていれば間に合わないはずでしたが、例によって無茶ぶりのひどい鳥坂さんは、この期に及んでも「光画部の底力」などと、意気盛んでして、あ～る愛用の自転車「轟天号」の魔改造、早い話が板切れを取り付けて、10人全員が乗れるようにして、それで伊奈市まで突っ走ろうと言う事を思い付いたのでした。
そんな状態でまともに走る事自体ミラクルもいい所でして、パトカーの取り締まりに会いそうな事もありましたが、アンドロイドとしてのあ～るの超人パワーによってそれを振り切り、案の定、板が持ちこたえる事が出来ずに、7人が脱落した状態でぎりぎり西園寺ツーリスト営業所まで突っ走る事が出来ました。

長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^

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