「国際結婚の是非」第3回目です。
「地獄のヒーロー」のシリーズ自体はフィクションと言う事に違いないのですが、さりとていくらフィクションと言えども、いろんな映画では考えさせられる事がある物です。改めて、この映画に関しても、よしんばフィクションだからと言っても、そこでの結婚に関する話は少なからずおかしな物があります。
結局の所が、そうした婚姻届がもっぱらアメリカ軍の中においてのみ行われて、ベトナム側の与り知らぬ所で行われたと言うのは問題としか言いようがありません。
もし、その結婚がアメリカからやって来た者同士と言うのであれば、たとえば看護婦のようであったならば、別段問題にする気はなかったのですが、始めからベトナムに定住していた女が相手となれば話は別でしょう。
いくさによる外征に基づく結婚ともなれば、それは単なる出張中での行為でしかなく、いずれはアメリカへ帰還すると言う事が前提視されている以上、現地女との結婚に関して、まずもって現地の法律や行政とのすり合わせと言う物があってしかるべきでしょう。
それがなく、もっぱらアメリカ軍の一存で結婚を承認すると言う事は、現地女を無断で連れ出すと言う事に他ならないのですよ。極端を言えば、いくさに基づく現地国民の拉致と言う事にもなるのです。
さて、このシリーズの1作目では、未帰還兵の存在に関して、議員がベトナムへ出向き、戦後久しく抑留されていながら、何とか脱走出来たと言う事から、主人公が証人として同道したと言う所から始まりますが、それに比べれば現地女との結婚しながら、そうした相手やその間に生まれた子供の事に関しては他の映画でも外交問題として取り上げる事がありませんでした。
やはり、アメリカはよしんば結婚を承認した事に関しても、現地に残った分に関してはひたすら放置と言う事なのでしょうね。
長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^
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