『「軍国主義」が日本を救う』倉山満著■正しい理解こそが平和への道
安倍政権による集団的自衛権の行使容認以後、「軍国主義の復活だ」という批判の大合唱が起こりまし た。戦前の日本を誤った道へ導いた元凶だという認識からでしょう。本書は、「軍国主義」とは何なのか、本当に危険思想なのかということを、気鋭の憲政史研 究者が丹念に考察した一冊です。
一般的に、「軍国主義=ファシズム」と理解されていますが、そもそも軍国主義とは、1648年からのウェ ストファリア体制による宗教原理主義から国家主義への移行に付随して形成されてきたものであり、血で血を洗う殺し合いをもたらした宗教原理主義に比べて穏 健思想であること、一方、一国一党であるファシズムは軍国主義とは正反対のものであることを、わかりやすく解説。戦後の進歩的文化人たちが、一国一党の中 国やソ連こそファシズムであることを隠すため、軍国主義とファシズムを混同させ、戦前の日本を悪者扱いしてきたと指摘します。
そのうえで、日清・日露戦争までの日本は軍国主義だったものの、大東亜戦争では軍国主義になりきれずに敗れてしまったこと、日本で最初の軍国主義者は聖徳太子だったことなどを、豊富な歴史の知識から検証しています。
加えて、現在の有事法制、特定秘密保護法、集団的自衛権の行使容認などは、現実的にはまったく役に立たず、自衛の戦いすらできないと厳しく批判、「軍国主義」に対する正しい理解こそが平和への道だと説きます。(徳間書店・1200円+税)
徳間書店一般書籍編集部 明石直彦
要するに軍国主義にせよ、ファシズムにせよ、それに対する正しい認識がなされる事がなく、ある国、ある政治団体、ある主義主張を敵視して弾劾しようとする連中によって、悪しき意味の言葉として本来の意味からかけ離れた物として歪曲されてしまったのです。
百歩譲って軍国主義とファシズムとを同列において、かつ悪しき意味として利用するにしても、第一次世界大戦時のドイツなどは軍国主義とは言えても、当時はファシズムと言う言葉が存在していなかったために、ファシズムとして糾弾される事はありませんでした。
我が国においては天皇制ファシズムなんて言葉もありましたね。明治維新にいたっては第一次世界大戦よりも先の事でして、なおの事ファシズムと言う言葉はありません。
そもそも我が国には一党独裁と言う物が存在しませんでしたからね。何かケチを付けたい連中にとっては軍国主義と言う言葉は恰好な代物だったんじゃないでしょうか。
それにしても、当時の我が国は徴兵制を取っていたとは言え、それだけにあたかも野放図な徴兵を行って、べらぼうな軍隊を常備していたみたいな印象を醸し出していますが、大して人口で優位に立っていた訳ではないドイツに比べれば、著しく徴兵率が低く、常備軍の規模ではかなり劣っていた物です。
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戦争恐怖症を市民に陥れて、政治体性の特徴や長所短所の検証に向かうのを妨げているんだな。
シナの人民は、世代交代の過程であらかた洗脳されちゃったかもね。
日本ではマスコミとサヨク言論が日本をダメにしている。
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