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もっぱら管理職である事ばかりが「輝く」と言えるのか

女性が輝く社会とは?

安倍内閣は「女性が輝く社会」を実現させようとしています。

 その趣旨には大いに賛成です。

 しかし、その手法には疑問があります。

 まず、企業の管理職の内女性の比率を3割にすることを努力目標とし、アメやムチで企業を指導するとのこと。また、女性が経営する企業には補助金を出すようです。何だか、上から目線のように感じます。

 その前に、自らの内閣において、女性閣僚を5人任命するなどの努力もされています。

 それこそ、お気持ちは判るのですが、、、、、。

 なぜか、社会の上澄みの部分だけのきれいごとに感じてしまうのは私だけでしょうか?

 このブログでも、何度も書いていますが、女性の貧困問題、シングルマザーなどひとり親家族の貧困問題などを解決することこそが、女性が本当に輝ける社会なのではないかと思います。

 その上で、社会の指導的立場の女性が多くなり、輝くための手法を考えてみたいと思います。

 ヒントは、元世界銀行副総裁の西水美恵子さんのエッセイにありました。

 西水さんが毎日新聞に連載中の「時代の風」(2014年4月6日版)のタイトルは「女性の登用促進策」です。

 西水さんが副総裁をした世界銀行でも、女性登用に挑戦しなければならなかったそうです。

 彼女は、その際に、大事なことは「優秀な人材を男女の区別なく選ぶこと」であり、女性の特別枠などつくるべきでないと決めました。

 まず、組織内での女性候補を増やし、ヘッドハンテイングも利用する。その上で、採用委員会をつくり、構成を男女半々にする。メンバーは幅広く、上司、部下の他、運転手さんや秘書さんも入れる。

 特に、面接官は男女同数。しかも、以上の選抜方法を予め候補者に周知徹底する。

 このような選考課程を経た結果は、、、、? 「十中八九、女性が選ばれた」そうです。

 「管理職の候補と見なされる女性は、大小さまざまな差別の障壁を乗り越えてきた」ので、「そういう人材がトップになる確率は、高くて当然」と西水さんは喝破します。

 政府にとやかく言われて、特別枠をつくるよりも、とてもスマートなやり方ではないでしょうか?良いことはマネをしませんか。

 私の友人の女性起業家がこんなことを言ってました。

「女性が輝く社会、、、なんてね。輝いているオジサン達ってどこにいるの?まずは、あんた達、輝きなさいよ!それに、私は補助金なんか要らないわ。女性経営者だから補助金?そんな会社、すぐに倒産するわよ!」


一番最後の言葉が印象的でしたね。「女性が輝く」とは聞こえが良いですが、もっぱら管理職である事ばかりがそれに当てはまるとしたら、では女性よりも比較的多く、それが当たり前のようにそうした役割があてがわれてきた男性連中自身が輝いていると言えるのか。それが問題なのです。
最近では、妊娠した女性が、そうした状態では従来通り管理職を勤め続けるのに差しさわりがあるだろうととして降格され、それが差別だとして裁判沙汰になった物ですが、自分としては差別よりも、管理職とは負担のかかる物だと言う事が当たり前扱いされている事の方が問題視されるべきではないかと思います。
往々にして、管理職になるためには有能であることが求められる傾向が多いようですが、有能であるだけでは駄目で、あるいはこちらの方が重要と言えるのでしょう→会社の望むだけ、より重い負担に耐え得る耐久力が必要だと言う事です。
そう言う初期設定がなされている以上、俗にマタハラと称された件の裁判沙汰にしても、会社の側の主張があながち的外れとは思えません。
もしそれがけしからんと言うのであれば、上記のような初期設定から改める必要があります。現状では、管理職になるのは場合によっては一種の罰ゲームみたいな所があって、そうした状態があっては、よしんば自身に有能だと言う自覚があっても、そうした「罰ゲーム」を嫌って、管理職になりたがらない人だって少なからずいる事でしょう。

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コメント

数字ありき、イメージありきでは、営利企業としての中身はついてこないのではなかろうか。
上辺だけのリベラル経営者は、ほいほいこの手に乗るよ。

これまでの女性が輝いていなかった前提が女性に失礼だと思うし。
それに、女性は不正をしないと考えたら大間違い。不正な商売に加担した女性会社員だって公務員だっています。

法の裏をつく女性だって、背後でそそのかす奴だって出てくるよ。試用期間の終了と同時に妊娠して休職に入るとか、微妙なとこを突いてくるでしょう。
これ詮索してマタハラみたいな話しになるのが怖くて、ほいほい認めることになりますわいな。

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