中国、レアアース“大量売れ残り” 強引な輸出規制がアダ 自らの首を締める 習近平国家主席率いる中国が“完敗”した。中国国務院(政府)の関税税則委員会が23日、レアアース(希土類)の輸出税を5月1日から撤廃すると発表し たのだ。世界最大のレアアース輸出国である中国は、価格引き上げを狙って輸出量を絞り込んでいたが、世界貿易機関(WTO)は昨年、この措置を協定違反と 認定しており、国際社会が突きつけた勧告を受け入れた格好だ。
中国は2010年7月にレアアース輸出枠を大幅削減し、同年9月の沖縄・尖閣諸島沖中国漁船衝突事件後には、対日経済制裁とみられる事実上の禁輸措置を取った。
あまりの強硬姿勢に、日本と米国、EUは12年3月に共同提訴し、中国がレアアースを対象に導入している輸出税や輸出数量制限が「WTO協定などに違反する」と主張していた。
これに対し、中国は「環境や資源保護が目的だ」として協定の例外規定の適用を訴えたが、1審にあたる紛争処理小委員会は中国の主張を退けた。中国は最終審 にあたる上級委員会に上訴したが、WTOは昨年8月、日米欧の主張を全面的に認める同委員会の報告書を公表した。WTOによる協定違反の認定を受け、中国 は今年1月に輸出枠を撤廃した。
レアアースを「外交カード」に使って、強引な輸出規制を講じてきた中国だが、策士策に溺れる-。結果、需要の低迷を招き、自らの首を絞める事態に陥っている。
日米欧はWTO提訴に加え、米国産レアアースの調達拡大などによって中国依存からの脱却も進めた。このため、中国レアアース業界は大幅な在庫を抱えるなど苦境に陥り、経営破綻する業者も目立ち始めていた。
「中東に石油あり、中国にレアアースあり」
最高指導者だった●(=登におおざと)小平氏のかつての言葉が、今はむなしく響く。
悲しいかな。中国の場合は、経済発展してきて、国民総生産が日本を上回ったと主張しても、結局それによって生じた利益を自国の産業育成のために再投資すると言う事がなく、口上だに、外国企業任せで済ましてしまう傾向が多い所が問題なのですよ。
レアアースにしても、それだけ価値がある物ならば、自国で消費する手段を講じておけば、それによって生産されてた物をよそに高く売ると言う事ができたはずなんですが、そう言う事に知恵をめぐらす事がないばかりに、かように自ら墓穴を掘ったような事態に出くわしてしまったのですよ。
既に、サーチナで掲載されていた記事の中から取り上げた物として、日本では廃物処理によって、意外なほどに資源を獲得できる有様でして、そうした技術のお陰で、中国の「制裁」に対してもこれと言ったダメージを受ける事がなかったのです。
クリックお願いします。<(_ _)>
クリックをよろしくお願いしますです。(人∀・)タノム
韓国(海外生活・情報) ブログランキングへ
コメントの投稿