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国旗・国歌物語⑤

皆さんこんばんわ。本日2度目の更新は「国旗・国歌物語」の5回目です。
先日は、イタリアにおいて国旗・国歌が変化するには王室の廃止が不可欠であって、それ以外の要素はせいぜい誘引要素でしかない事を述べました。まあ、早い話が単に王室が廃止になれば良いと言う事を申し上げているのであって、手っ取り早く言うならば、革命が起こって共和制になるか、あるいは、ファシスト党が王室を追放してムッソリーニを大統領にすると言うチョイスもあります。
これならば、第二次世界大戦の敗北を待つまでもなく、あるいは、ファシスト党と王室とが立場を等しくしなくてもいい訳です。
まあ、これはあくまで国旗・国歌の変更に的を絞っての発言であって、上記の行為が生じるにしても、それなりの正当性とか必然性があるかどうかと言う事は別問題であります。ファシスト党にしても、自身の支持者を多くするためにも既存の権威である王室を排除する事は好ましい選択とは言えず、もしそれが可能であるとしたら、それは王室自体に相当な落ち度が存在している場合に限られます。
果たして、ファシスト党が王室を排除する機会が訪れる事はなく、逆に戦局の悪化に伴い、反ファシストの勢力に国王が同心して、ムッソリーニの罷免が1943年7月に行われました。これにより、イタリアは徹底抗戦を断念する事を示し、9月の降伏を迎えました。
日本では降伏と終戦とが同列に見なされる事が往々ですが、実際の所、降伏は単に勝者に対する従属であって、必ずしも終戦とは同一の物ではありません。また、新たな敵を作る行為でもあります。
何しろ、日本が降伏した時は同盟国は存在してなかったのに対して、イタリアの場合は、かの国だけが降伏していて、よその国は依然戦争状態だったのです。とりわけドイツにしてみれば、イタリアのその行為は同盟国である事をやめた背反行為であって、依然として行っている自国の戦争を有利に進めるために、イタリアの占領は不可欠でした。
かくして、連合軍によって占領されていないイタリア領は迅速にドイツ軍の占領下におかれ、イタリア王室と政府は、大戦初期にドイツ軍の侵攻が行われた他の国のほとんどが行ったのと同じく、逃亡して難を逃れる事となりました。

長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^

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テーマ : 歴史 - ジャンル : 政治・経済

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