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国旗・国歌物語⑦

みなさんおはようございます。今日は「国旗・国歌物語」の7回目です。わが国のように降伏と終戦とが同列視されると言う単純な考え方が可能な国と違って、イタリアの場合は、事が複雑となっています。枢軸国の中でも最も早く降伏した国とされていますが、日本の場合、新体制への移行が戦争が終わってから、専ら連合軍の占領下で行われていたのに対して、イタリアの場合はいまだ戦時中と言う所から始まっています。イタリアに対する理解をもっと深めるためには、1943年からの3年間は見落すべきではありません。
既に述べたように、旧来の国旗・国歌をなくすだけならば、別段、ファシズムとの決別は必要なく、王室の廃止こそが不可欠でした。裏を返せば、ファシスト党の元で王室がなくなれば、それが可能な訳であります。
現実には、ムッソリーニの方で、国王から追放されたのですが、後のドイツ軍の進駐の元で王室、政府が逃亡する一方で、ムッソリーニは抑留の場から解放され、彼を大統領とするイタリア社会共和国ができました。
元来、王室との共存によって、その地位を確立してきたファシスト党でしたが、今や王室は国を捨てた卑怯者として何の遠慮もない状態でして、そうなって来ると、ここに至って旧来の国旗・国歌をなくしても差し支えない状態と言えるのです。
日本において、日章旗、君が代を否定してしまおうと考えている連中がイタリアに関して思い込んでいた事は、現共和国ではなく、ファシスト党が中核となる社会共和国によって先行して実行されたのであります。
左巻きの発想からすれば、とにかく旧来の物を否定しさえば良いとでも考えているようで、そうなってくると、極端な話、社会共和国の国旗が現共和国と同じで、国歌もまたしかりでも良いのです。
現に国旗はその通りでしたし、国歌にしても、ファシスト党といえども所詮はイタリア人の集まりである以上、イタリア的な発想で新たな国歌を考えても良いでしょう。実際には社会共和国国歌とされたのはファシスト党党歌「Giovinezza」でしたが、現共和国の国歌「Fratelli d'Italia」にしても、ファシズム的として忌避する者が少なからず出たようです。まあ、「Fratelli d'Italia」は19世紀の半ばのヨーロッパで革命の嵐が吹き荒れていた時に、分裂状態であったイタリアを統一しようと言う発想から出来上がった物です。

長くなったので、続きは次回といたします。(^0^)/^^^^^

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