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容易に代理を立てられない議員に育児休暇はあり得ない

国会議員の職責を軽く考えているのではないかしらー男性国会議員の育児休暇取得問題

野田聖子さんにエールを送ったが、だからと言って野田聖子さんの主張や言動に全面的に賛同しているわけではない。
自民党の主流派と思われる人たちとはちょっと違った立ち位置にいて、自分の意見を臆することなく堂々と発表し続けているその勇気と実行力に敬意を表しているだけだ、ぐらいに受け止めていただければありがたい。

自 民党にはこういう人もいる、自民党は本来このくらいに懐が深い政党だったのだ、ということを皆さんにアピールするために昨日の記事を書いたつもりだが、私 が、野田聖子さんに向けてガンバレ、ガンバレと書いたものだから、反ってネットの世界では野田聖子さんに批判的な人が結構多いということが浮き彫りになっ てきた。

皮肉なものである。
ネット世論は、どうも世間の評価とは連動しないようである。
マスコミが大きく取り上げても必ずしもそれで世論が動くものではない、ということも知っておいた方がよさそうだ。

野田聖子さんが、日本の少子化を憂えて様々な施策の提言をされていることは承知しているが、基本的に保守の陣営にいる私としては直ちには賛同できないものもある。

自民党の若い男性の衆議院議員が国会議員の育児休暇を取得する制度の実現に向けて勉強会を起ち上げた、などという記事を朝日新聞で読んだが、野田聖子さんをどうやらこれを前向きに評価しているようだ。
おいおい、それは違うだろう、とんでもない勘違いだよ、と言いたくなった。

代議士も弁護士も士(サムライ)であることには違いがない、と私は思っている。

戦いの最中に士が、理由はなんであれ、ちょっと待って、などと言って戦場から離れることが出来ないのと同じように、代議士も弁護士も戦いの最中に国会や法廷から離れるようなことは出来ない。
どうしても離れざるを得ない時は、代議士や弁護士の職を辞する時だ、ぐらいに思っている。
自民党の総裁であった河野洋平元衆議院議長は衆議院選挙の最中に奥様を亡くされたが、そういう身内の不幸を理由として戦線から離脱することはなかった。

出 産や出産直後の育児のために母親となった女性の国会議員が国会の審議の場を離れることを認めるのは当然だが、その女性議員の配偶者である男性の国会議員が 育児のために国会の審議の場から離れることを認めるよう要求するのは、どうも国会議員の職責を軽く見ているようで私にはとても容認できない。

あれれ、今の自民党の若い国会議員は、国会議員という仕事を普通の勤労者、会社や団体等への従業員と同等に見ているのかしら、と思わざるを得ない。

自民党の若い国会議員が国会議員としての矜持を失って普通の勤労者としての権利主張をするようになった、ということであれば、それだけ自民党の若い国会議員の質が劣化している、ということになる。
朝日新聞の若い記者の方々はこういう風潮に何の違和感も抱かなかったようだが、私にはどうも受け入れがたい。

ちょっと待って、と申し上げておく。



まずもって議員は、単なる、はいて捨てるほど存在している労働者とは違うと言う事です。国民に対して、名ざしでその存在を認定される、権限も待遇も比較にならない存在でして、よしんば育休名目ででも、労働者のような代理と言う物を立てられる存在ではありますまい。
それでも議員活動に支障を生じてまで育児にいそしみたいと言うのであれば、議員を辞職するしかないでしょう。まずは議員活動に支障のない範囲と言う事を意識して行うべきでしょう。

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