我が国においてはと言うか、それは日本語そのものを意味しているのでしょうか。とにかく擬態語、擬声語が発達している言語だと言えるのが日本語であります。そうした言葉から慣習的な物であって、必ずしも公式な物でないにしても、れっきとした名詞として成り立ってしまうのが日本語であります。
運搬中の衝撃で運んでいる物体に傷が付かないようにくるんでしまうのに使う代物にプチプチと言う物があります。錠剤のような、空気で満たされた物が沢山ある事で、衝撃を吸収してしまうと言う物です。本来は運搬のために使用する物ですから、それが終わってしまえば用済みになるのが本来あるべき姿なのですが、少なからずの人が、空気で満たされた部分に親指を押し付けて潰す暇つぶしや気晴らしの道具としてそれをもてあそぶ事がありまして、そうした行為から「プチプチ」と言う言葉ができたのでしょうか。そう考えれば、奇怪な話ですな。別段本来の役目と無関係な所からの命名ですらね。
それに比べれば、「ガラポン」や「ガチャガチャ」などは本来の役目からの命名ですね。「ガラポン」は福引の時に回転させて、いろんな色の付いた玉が出て来るのを待つ代物だし、「ガチャガチャ」はカプセルトイが詰まっている代物です。
さて、動物の場合、鳴き声から特定の動物を意味する符牒が出たり、あるいは特定の一匹の動物の名前が出来上がると言う事が結構ある物です。犬だったらワンちゃん、ワン公、ワンコがあるし、猫ならばニャンコがあります。
とりわけ猫に至っては、個々の猫の名前として、そうした鳴き声から命名されると言う傾向がよそに比べて多いと言えるのではないでしょうか。単に猫の総称として使用される事があるニャンコはそうした特定の猫の名前として利用される事がいろいろありまして、何を思いつくかによって、その人の年齢層が反映して来ると言われているようです。それは厳密にはニャンコ先生なのですが、自分だったら、「いなかっぺ大将」ですが、人によっては「夏目友人帳」に出て来る妖怪を思い付く人もいる事でしょう(自分は知りませんでした)。
この方面に関しては「妖怪ウォッチ」が極めつけでして、猫系は妖怪は押し並べて「ニャン」で締めくくるのが倣いでして、あまつさえ、よその作品のパロディに関しても、金八先生やラオウ(「北斗の拳」)にふんしたジバニャンがそれぞれニャン八先生とニャオウと称していた物です。
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