本日1回目の更新は、「安易非ざる移民論議」の3回目です。
わが国における移民受け入れの発想は、昨今懸念されている人口減少からの物であります。要するにそれは自国内での創出ではなく、外国からの引き抜きと言う事に他なりません。
この事は、ある意味では自国だけの都合を考えて、外国における都合を考慮していないのではないでしょうか。何しろ、自国における人口減少を憂慮するのならば、外国における人口の減少の事などは知った事かと言う事になるからこそ、移民と言う、外国からの人の引き抜きと言う発想になるのではないでしょうか。
ただでさえ、人口減少と言うわが国にとっての弱みが指摘される以上、そうした行為を推進するからには、それなりの好条件を提示しないと人集めができないのではないのではないでしょうか。移民とまではいかずとも、明治初期には欧米先進国から技術者などを高給で雇ったと言う事は既に述べた通りです。
もし、そこまで好条件にまでしたくないと言うのであれば、先進国からの人集めは望みがたい事であって、いきおい経済水準で劣る第三世界からと言う事に他なりません。
さりとて、そうした国とても人口減少を嫌う国があったとしたら、人集めは容易でなく、逆に人が余って困っていると言う国を的にする形にならざるを得ないでしょう。
極論を言ってしまえば、そうした国は往々にして棄民政策を取っているのではないかと疑ってかかるべきであって、そうなって来ると、移民で得られる人と言うのは、その国にとっていなくても構わない厄介者である可能性が高い事を詮索すべきです。
たとえば、ブラジルの場合、かつて出稼ぎ失業者に対して帰国支援金を払って、しばらく日本にいるなと言う事にした所、政府からして批判の声を上げたことがありました。
要するに、ブラジルは自国民の一部を始めから日本に押し付けて当たり前と言う前提で物を考えている訳でして、こういう事例がある国の場合は、棄民政策を取っている事は間違いありません。
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