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独立しても、将校は白人ばかりなのはなぜ?

今回はアメリカ映画から引用します。「戦争プロフェッショナル」です。


この映画は、「地獄の河」同様、ロッド・テーラーが主人公役を演じる古い映画ですが、第二次世界大戦物ではなく、独立直後のコンゴを舞台としたもので、映画ができた時点ではそれほど、古い時代を描いた内容とは認識されなかったでしょう。


厳密には、コンゴは旧フランス領と旧ベルギー領の2つがありますが、コンゴ動乱が起こり、10年くらいまで、モブツ将軍の独裁の元でザイールと呼ばれていた、旧ベルギー領のほうが当映画の舞台となります。


作品の流れとしては、主人公のアメリカ人傭兵カリー大尉はウビ大統領じきじきに任務を申し渡されます。そこでは、反乱軍の「シンバ」の脅威にさらされている、奥地にあるダイヤモンド鉱山に出向いて、そこの住民の救出と、金庫に保管されているダイヤモンド原石の回収が命じられました。


その任務のために、カリーは、ヘンライン大尉(ドイツ人傭兵)、シュリエ少尉(入植者の子孫)、ルーホー軍曹(作品開始以前から、主人公の助手として付き従っていたコンゴ人下士官)、カターキ伍長(コンゴ人下士官)と数十名のANC(コンゴ国軍)兵士を率いて、汽車に乗って出撃しました。


コンゴ動乱と言えば、傭兵が活躍したいくさであり、これが元になって後々、「ワイルド・ギース」なる映画ができたほどで、コンゴ動乱に限らず、アフリカでは傭兵の需要が続出したものです。


この映画の登場人物のルーホーは海外留学の経験もあるインテリで、それなら、将校やっても差し支えないはずでしたが、なぜかしらん下士官に甘んじて、傭兵に頼ってまで、将校が白人のみだったのはなぜでしょうか。既に独立したのにもかかわらずです。と、最初は疑問に思ったものでした。


それを解く鍵は、アフリカの教育事情、言語事情に起因するようです。周知のとおり、アフリカはヨーロッパ諸国の植民地獲得競争にさらされて、独立の折にも、そうした勢力境界線で分けられたために、現地の住民の構成が考慮されないために、異なる部族の寄り合い世帯で国民ができたので、国家公用語として、旧宗主国の言語を利用するのが妥当だったわけです。


ただ、われわれ日本人のように日常会話の延長線上にない言語ですから、教育を徹底しないことには、国家公用語を徹底できないのですが、アフリカ諸国は現代に至っても、その辺が徹底できない状態にあり、独立直後にいたってはなおさら推して知るべし状態にありました。


反乱軍の「シンバ」ならばいざ知らず、国家の正規軍たるもの、教育はあってしかるべきなのですが、上記のような訳ですから、学のある兵士は高が知れており、英語やフランス語で命令しても、ほとんど通じないだろう事は確実でした。


そうなると、英語やフランス語ができて、現地の言葉ができるバイリンガルは希少価値で、兵士を直接指揮する下士官に任命しない事には、指揮統率ができないからです。それさえ貫徹できれば、将校は傭兵に頼るのもやむなしという事だったのです。


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コメント

なるほど。。。
深いでスなあ。
勉強になったス。

かっぱやろうさんへ

たびたびの訪問ありがとうございます。<(_ _)>

そういえば、クリント・イーストウッド主演の「ハートブレイク・リッジ」では、主人公が古参の軍曹を演じて、小隊長がいるのにもかかわらず、実質的に偵察小隊を取り仕切っていましたっけ。
現場では下士官で軍隊は持っていると言ってもいい状態! 下士官の存在は馬鹿にはできませんな。

またしても、
勉強になりました。
そういったこともあるのですね。

刀舟さんへ

たびたびの訪問ありがとうございます。<(_ _)>

アフリカ諸国はあまりに教育事情が悪く、しかも経済状態が良くないですからねぇ。ヨーロッパ諸国は、彼らを独立させるときに、地図一枚も残さない。そんな形で引き上げていこうとしたのですから、結局、独立しても、旧宗主国にいろいろ頼らざるを得ず、却って、それら旧宗主国に対する非難ごうごうができなかった訳ですね。
その辺が日本の場合と違います。

↑のお話

士官学校を出て配置されるような士官では、現場の苦労とか分からないので、まずは経験豊かな軍曹との協力が欠かせません。
特にアメリカ映画などでは、エリート士官と叩き上げの軍曹との確執を描いた場面はよくありますね。

阿麗☆さんへ

たびたびの訪問ありがとうございます。

>特にアメリカ映画などでは、エリート士官と叩き上げの軍曹との確執を描いた場面はよくありますね。

「ハートブレイク・リッジ」などは、確執とまでは行かずとも、主人公の軍曹が実質的に偵察小隊を牛耳っていましたねぇ。

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